「啓蟄」という言葉をご存知ですか?
「啓蟄」
この言葉を見てまず初めに、「蟹の一種か?」と思い浮かべたKimmyです。
こんにちは。
例年3月6日頃(2021年は3月5日)および、
この日頃から春分までの期間を示す言葉だそうです。
???
そもそも二十四節気とはなんぞや?
二十四節気は、一年間の春夏秋冬を24分割して言葉で表現したもので、
簡単に言うと「季節を表す言葉」です。
ちなみに二十四節気をまとめると、こんな感じ。
↓ ↓ ↓ ↓
むかーしの中国の賢い人が、その土地の気候をもとに考案したものだそうで、
当然現在の日本と比較すると、季節感が合わないものが出てきますよね。
例えば夏至。
一年が最も昼が長く、夜が最も短いとされる日で、夏のど真ん中を表すものですが、
現在の日本の6月下旬といえば梅雨真っ盛りですよね?
昔の日本人もちょっと使いづらいなぁと考えたようで、
農耕文化や生活を取り入れた「雑節」や「五節句」という、
季節の節目を表す単語を新たに作り出し、
二十四節気・雑節・五節句などの暦から季節の移り変わりを認識していたようです。
雑節は節分や八十八夜、五節句は七夕がポピュラーですね。
もとい、啓蟄とは、
[啓]・・・ひらく
[蟄]・・・土の中で冬ごもりをしている虫
「気候が暖かくなり、土の中で冬眠していた虫や生物が春の気配を感じ、
地上に出て活動を始める季節」を表す言葉になります。
「よっしゃやってみるかー!」となんとなしに始めたこのブログですが、
冬眠から覚めて活動開始する虫のように、私も春の陽気に当てられ、
いつしかやる気スイッチがオンになっていたのかな〜なんて思う今日でした。
皆さんも新年度の4月からと言わず、虫の気分になって(?)
3月から新しいことを始めてみるのはいかがでしょうか。