Kimmy’s blog

日常や趣味について気ままに書き綴るBlogです。

【脱毛記録 vol.0】メンズ脱毛はじめました

こんにちは。Kimmyです。

 

私ごとですが、最近脱毛をはじめました。

実はずっと気になっていた脱毛。

最近YouTubeの広告でもよく目にしますよね?

 

せっかくなので脱毛記録を残そうと思い、

まずは脱毛のきっかけから脱毛についての基礎知識、脱毛体験のお話を

書いていこうと思います。

 

 なぜ脱毛をはじめたのか?

マスク文化による肌荒れ問題

コロナ禍でマスク必須の世の中になっていますが、実はこのマスクが脱毛を考え出したきっかけでした。

私は毎日シェーバーで髭を剃るぐらい程度には髭が生えてくるタイプです。

髭が似合う顔つきでもないですし、職業柄髭面もあまり良しとしないため、

髭を伸ばすということは、ほとんどしてきませんでした。 

 

そして仕事中はマスク着用が必須の時期になり、マスク下の肌荒れが気になり始めました。

不織布マスクは吐息で湿りがち。

特に接客業の方なら分かると思いますが、よく話す時や大声を出すような時はかなりびちょびちょになります。

マスクを交換するなり、顔を洗うなり対処しましたが、

結局効果的だったのは冷感素材のマスクを使うということ。

これで一時期は耐えましたが、気温と湿気が上昇してきた夏の日、

次に起きた問題は、髭剃り跡が汗で滲みるということでした。

 

マスクの常時着用により、

口まわり・首元の汗疹が発生→シェービングでダメージ追加→汗が滲みる

→毎日のシェービングで治らない肌荒れ→エンドレスヒリヒリ

昨年夏は大変苦しみました・・・

 

どうせしばらくは髭を伸ばすことは無いのに毎日処理が必要。

髭剃り自体は嫌いじゃないから今までは気にならなかったけど、

マスクのせいで実害を感じることになったので、脱毛を検討し始めた次第です。

 

自己処理の限界

私は髭以外にも体毛の自己処理を行っていました。

やっていたのは手の甲、腕、脚、胸、腹、たまにVIOです。

 手の甲は常に。

 胸と腹と腕は気になり始めた時。

 VIOは夏場。

 脚はフルマラソンの練習を始めた時。(テーピングをするため)

のような感じです。

処理の方法は、毛抜き、剃刀、バリカン、除毛クリームなどを部位によって使い分けていました。

過去にはブラジリアンワックスも使用したことがあります。

 

自己処理はやった瞬間は気持ち良いのですが、元々毛の成長が早いタイプなので、

効果はあまり持続しないのです。

除毛クリームですら2〜3日後にはチクチクします・・・

毛先を溶かすので、カミソリほどチクチクしないのもあり、

今まではそれで満足していました。

 

とはいえ部位によっては処理がしづらいこともあり、

特に手の甲に関しては常に露出する部位なので、

やる度に脱毛したいな〜と考えていました。

 

そもそも脱毛とは?

脱毛の仕組み

毛にはサイクル(毛周期)があり、成長期・退行期・休止期を繰り返しているそうです。

髪の毛は1日で90~100本抜けると言われており、それでも無くならないのは別の毛穴から生えてきているからです。

髭において、表面に出ている毛は全毛穴の10%とかそれぐらいの程度と聞きました。

 

じゃあ他の毛穴は何をしてるの?というと、

 成長期・・・毛乳頭という毛の製造工場から生え始め〜伸びきる期間

 退行期・・・成長を終え、毛乳頭から毛が離れる期間

 休止期・・・抜けはじめから抜け終え、次に成長するまで活動を停止している期間

表面に出ている毛は、成長期の一部と退行期の一部ということになります。

 

脱毛はこの毛乳頭(+毛母細胞)に刺激を与え、毛を作る機能を無くすことで、その毛穴からの再生を防ぐという仕組みになっています。

その刺激については後述しますが、刺激を与えるためには成長期の毛穴である必要があります。

また、脱毛体験でいただいたリーフレットには、成長期の毛は50~70%(髭)、20~30%(腕や脚などの身体)と記載されています。

ここまでで、一回で脱毛完了とならないということも分かります。

 

除毛と脱毛

除毛クリームは表面に見えている毛を溶かし、肌の表面から出ている毛を無くすことで脱毛を謳っている製品もございますが、

毛乳頭や毛母細胞などを引っくるめた、いわゆる毛根自体の処理はしません。(出来ないはず)

なのでクリームで永久脱毛?二度と生えてこない肌に!なんて広告には気をつけましょう。

元々毛穴自体が少なく、毛の成長も遅いなんて人は近い効果を得ることが出来るかもしれませんが、永久脱毛にはなり得ません。

あくまで表面に出ている毛を取り除くためのものです。

産毛のような細い毛を広い範囲で処理したい時に、除毛クリームがオススメです。

 

ブラジリアンワックスも除毛にあたります。

確かに毛根から抜けそうなイメージだし、自分でやったときも毛根っぽい何かが付いていた覚えがありますが、多分それは別の何かでしょう・・・

仮に毛根であったとしてもあれを何度も繰り返すのはなかなかの苦行だと思います。

 

目的や部位によって使い分けましょうね。

 

永久脱毛とは?

永久脱毛とは、永久に毛が生えてこなくなるという意味ではないです。

日本では明確な定義はないそうで、アメリカの食品医薬品局によって定義されています。

英語と検索能力不足で明確なソースを見つけることが出来ませんでしたが、

定義は大体こんな感じです。

「永久的な脱毛とは、施術後に再び成長する毛の本数が長期的に安定して減少し、維持される処理方法のこと。」

 

厳密に長期的ってどのぐらいの期間やねん、とか

何%の本数が減少したら認められるねん、など明確な数字を出さんかいと思いますが、

きっとどこかにその記述があると思うので、それはまた探しておきます・・・

 

大切なのは、永久脱毛の定義が日本においては無いということ。

アメリカの定義ですら、完全に毛がゼロになることを言ってはいないということです。

なので「全身永久脱毛してツルツルです!」と言っていても産毛はあるし、しばらくしても生えてくる可能性もあり、

更には目に見える毛がチョロっと生えていても、場合によっては永久脱毛になりうるのです。

 

永久脱毛をしようと考えている人は、この辺りの認識を持った上でやらないと、

病院やサロンとの問題になりかねないので注意して下さいね。

 

脱毛方法について

具体的な脱毛方法の種類を超簡単に解説します。

医療脱毛

レーザー脱毛や針脱毛が医療脱毛にあたります。

 

レーザー脱毛では、強力なレーザー光線を毛根部分に照射します。

この光は黒い色素(メラニン)に反応して熱が発生させ、この熱が毛乳頭まで到達することでダメージを与え、破壊します

成長期の毛じゃないとダメというのは、ここに要因があります。

休止期や退行期の毛は、毛乳頭から毛が離れており、メラニンに反応して発生した熱という刺激が毛乳頭の細胞まで伝わらないからです。

そもそも休止期は毛がないので、ただ光を当てているだけになります。

 

針脱毛では、毛穴に直接電気針を刺し、電流を流すことで毛乳頭を破壊します

針脱毛も毛周期に合わせて実施するので、多分毛が見えていないとダメなのでしょう。

 

いずれの方法も共通するのは、組織そのものを破壊するということです。

破壊された細胞は毛を再生する機能を失い、その毛穴から毛が生えてくることが無くなります。

これを繰り返すことで永久脱毛状態に持っていくのですね。

国家資格を持つ医師や看護師のみ施術可能で、そうなる程度には痛みやリスク(やけどや感染症)があるということです。

 

メリットはより確実に効果を得やすく、期間も美容脱毛よりは短期間で済むこと。肌のトラブル時にそこで対応して貰える可能性が高く、薬代も込みであることが多い。

デメリットは痛みが強く、値段が高いこと。

(ただし美容脱毛で永久脱毛に近い状態まで持っていこうと思うと、結果的に医療脱毛の方が安く済むこともある。)

 

針脱毛の場合、一本ずつ処理をするため、デザインを考えて脱毛することが可能です。

美容脱毛

フラッシュ脱毛が美容脱毛になります。

 

フラッシュ脱毛はレーザー脱毛に近く、

より広い範囲をより弱い光で照射するものという認識です。

光の質自体が違うのかどうかは分かりませんが・・・

 

出力が弱いため、組織にダメージを与える止まりで、破壊までは出来ません

この破壊というのが医療脱毛との決定的な違いで、破壊することは医療行為とされています。

なので医療脱毛は医師や看護師しか施術出来ないのです。

破壊されていないのであれば、復活する可能性もあるということなので、

いつかは元通りになってしまうのも完全に否定は出来ません。

 

メリットは痛みが弱く、照射範囲が広いので一回の施術時間が短いこと。値段も比較的安い。

デメリットは効果を得るまでに時間がかかること、そして永久脱毛を保証していないということ。

また、効果がまばらに出てくることがあり、とりわけ髭においてはデザイン性を保つことが難しいという問題もあります。

 

美容脱毛は、減毛や抑毛という表現がしっくりきます。

フラッシュで毛穴にダメージを与え続けた結果、破壊こそされないが元気な毛乳頭が少なくなり、表面まで毛が伸びてくるような毛穴が減少する。

毛が抜け落ちた後も再生するスピードが遅くなれば、黒く見える毛穴の絶対数も少なくなる。

見え方という面では、医療脱毛と似たところまで持っていくことが出来るのかなと思っています。

違うのはその状態を維持することが出来る期間がどれだけかということです。

 

医療脱毛と美容脱毛はどっちが良いの?

 どちらにもメリットデメリットが存在する以上、場合によるとしか言えません。

・どれだけ脱毛にお金と時間を費やせるか。

・自分がどこまでの痛みに耐えられるのか。

・毛を無くしたいのか、減らしたいのか。

大体はこの辺りの条件で決まってくるのかなと思います。

 

安さより早さと仕上がり重視!

→医療脱毛(針)

安さより早さと仕上がり、痛みの無さも重視!

→医療脱毛(レーザー)および美容脱毛

早さより、値段重視!

→美容脱毛

とにかく痛いのは嫌!でも毛を無くしたい!

→美容脱毛

 

痛いのが無理という方は医療脱毛は向かないでしょう。

自分で体験していませんが、 麻酔をしても痛いと聞きました。

 

私は脱毛を始めるにあたり医療脱毛(針)と美容脱毛のどちらも経験しました。

個人的にフラッシュとレーザーは原理は同じで完成にかかる期間の違いだと思っているので、

レーザーは体験せずに終わりました。

次はその体験談について書いていきます。

 

脱毛体験

美容脱毛(その1)

恐らく今一番web広告を出している脱毛サロンに行きました。

体験箇所は髭全部位です。

本来は全部位で万以上かかる所を、1000円未満で体験することができ、

物は試しに丁度良いと思い訪ねました。

この時には脱毛を決めておらず、本当にどんな感じか体験してみたいというのと、

相場感が知りたいということが目的でした。

 

最初に脱毛の仕組みや流れ、料金体系を説明していただき、いざ体験へと移りました。

体験といっても実際の1回分の施術を受けられるので非常にお得です。

といっても原理の通り、1回受けるだけではほとんど効果は実感出来ません。

そういったことも説明していただきました。

 

実際に施術を受けた感想ですが、私は全く痛くなかったです。

低出力と高出力の両方を試しましたが、低出力は「・・・ん?」ぐらいの感覚で、

高出力は「・・・おっ!」のような感じでした。

どちらも痛いとは感じないレベルの感覚で、何かは当たったぐらいにしか思いませんでした。

というのも、フラッシュを当てる前後で冷却をするため痛覚が麻痺し、痛みを感じにくくしていました。

※そもそも自分が痛みに弱い方ではない(注射が全く苦痛でない)ので、これを痛いと感じる人もいると思います。

 

施設は他の二軒に比べてチープな内観でした。

完全個室ではなく、上は吹き抜けなので、他のブースでの会話は丸聴こえでした。

ただ、担当の方は好印象で、とても楽しくお話が出来ましたし、

こちらの質問に対してもすぐに回答をいただけたので、知識はしっかりしているなと思いました。

大量の広告を出しているのは伊達じゃないという所でしょうか。

 

体験後、自分のニーズに合うプランの見積もりをしていただきました。

といってもシステム上、必要のない箇所も脱毛する前提でのプランになっており、

そこを脱毛するしないの選択は出来るものの、しない場合に減額などはありませんでした。

 

とにかく自分の希望を叶えるならこれぐらいするのかという指標を知ることできたので満足でした。

絶対にその場で契約しないという鉄の意思を持って行きましたが、

その場で決めて!という雰囲気を醸し出すことなく、

むしろ持ち帰ってじっくり検討してくださいという勧め方だったので、

その点は信頼できそうなお店でした。

 

美容脱毛(その2)

次も美容脱毛のお店に伺いました。

理由は料金の違いがあるか知りたかったからという理由のみでした。

 

他の美容脱毛と比較検討しているという旨を告げ、同じように髭脱毛体験を受けました。

脱毛の仕組みの説明はほどほどに、他店との違いを重点的にご説明いただきましたが、主な違いは機械の違いとシステムの違い。

このシステムの違いが私にはドンピシャでした。

 

1店舗目が髭・VIO・全身の3ヶ所別に通う期間での契約でしたが、こちらは部位ごとに回数をカスタムして契約するシステムでした。

私はガッツリ無くしたい箇所、それなりに無くなって薄く残るぐらいならOKという箇所、軽く減毛できたらOKぐらいの箇所というように希望が分かれており、1店舗目のシステムでは無駄が多かったのです。

 

そして部位別の効果が出る回数の傾向と、私の毛の濃さなどを合わせて希望の仕上がりを満たす見積もりを作っていただきました。

その時に適応できるキャンペーンもあり、1軒目よりかなり総額が異なることが分かりました。

 

こちらのお店でも強引に契約を勧めることもなく、親身に相談に乗ってもらえました。

1軒目を検討する内に出来た疑問も解消できましたし、この時点でかなり信頼感が高かったです。

 

施術に関しては、こちらの方がより接客が丁寧かなと感じた他に大きな違いはなかったです。

施設の内装はこちらの方がサロンらしく、空間も幾分個室に近かったです。

吹き抜けは同じでしたが、防音レベルが違うのか、声や音の響きは少しマシだったように思います。

いずれにしても吹き抜けなのは、個室にすると何か不都合があるのだろうと察しました。

 

医療脱毛(針)

体験の最後は針脱毛を手の甲に行いました。

これは痛みがどんなものかを知っておきたかったのと、一応相場感を知っておきたかったためでした。

顔にしなかったのは、前回のフラッシュ脱毛から日が満たなかったからです。

 

体験した感想としては、痛みは確かにございました。

感覚としては連続で何ヶ所も注射を受けている感じです。

我慢できないことはないが、耐えるのは楽ではないと思います。

人によっては麻酔が必須かもしれません。

 

自称痛みに強い私ですが、終わった後は結構疲れました・・・笑

でもやったその場から効果があるので、手の甲だけは医療脱毛もありかなと思いました。

というのも職業柄日焼けしやすく、フラッシュ脱毛の場合、今以上に濃く焼けてしまうと、

いったん白くなるまで照射を休む必要が出てくると言われていたからです。

 

とはいえ1本単価で見積もりをしてもらうと、結構衝撃的な金額になりました。

手の甲だけで数千本もあると言われたので、そこにも驚きましたが、

やはり脱毛にはお金と時間がかかるとあらためて覚悟が出来ました。

 

施設に関しては、そもそもテナントの規模が段違いでした。

それに伴い、内装もとても綺麗にされており、

幾分ゴージャスな雰囲気でした。

もしここに通うなら、自ずと美意識も向上しそうと思えるような空間でしたね。

 

脱毛を決意!その決め手は?

2軒目を体験した段階でほぼ決めていましたが、2軒目の美容脱毛(フラッシュ脱毛)で進めていくことにしました。

その理由ですが、まず脱毛したい箇所の優先順位が髭>VIO>手の甲>その他でした。

当初は髭だけで考えていました。

しかし、せっかくやるなら他の部位もやりたいと思いましたし、

キャンペーンは内容的に、一緒に契約した方がお得になるというのもありました。

(お店の戦略にはまってる気もしますが、将来的にやる可能性があるなら今やってしまおうと決意しました。)

 

私が体験した医療脱毛のお店ではVIOが非対応だったので3軒目は候補になりませんでした。

他に調べれば可能なお店もありましたが、そこは予算という問題に引っかかります。

医療脱毛で髭・VIO・手の甲・その他を実現しようと思うと、恐らく美容脱毛の2倍じゃきかないと思います。

 

また、髭以外は完全に無くしたいという思いは無かったので、美容脱毛かつ回数は少なくて良し。

仮にやっていく中で綺麗に無くしたいという思いが強くなっても、規定回数以上はかなりお得に施術できる保証がついているため、それでも良いかなと思いましたし、

そもそも目に見える絶対数が減ってきているなら、その時に医療脱毛を選択するのもありかなと考えました。

 

県外に出ればもっと多くのお店が候補になり、もっとお得に出来るお店があった可能性もありますが、

そこに関しては、2軒目の担当の方とのフィーリングという非合理的な要素で打ち消しました笑

 

これから美容脱毛を進めていく中で、レーザーにしとけば・・・医療脱毛にしとけば・・・と思う日が来るかもしれませんが、

脱毛記録を残していくことで、それもだれかの糧になればと思います。

 

料金に関しては公開しません。

ただ一つ言えるのは、脱毛にはお金がかかるということです。

 

広告で月額980円で脱毛?!とか言っていますが、

確かに一つの部位かつ安い単価の部位で、かなりの回数を分割して月額払いすれば可能かもしれません。

しかし脱毛をしたいというレベルの人は、一つの部位だけでは済まないことが多いでしょうし、

広告のようなツルツル無毛レベルはそれなりの回数が必要になります。

特に髭なんて根気が必要な部位の筆頭です。

 

広告を見てめっちゃ安く出来ると思って体験に行ったのに、

見積もり金額が数十万円だった!詐欺だ!なんて言わないように注意しましょうね。

それはただあなたが無知で考え無しなのを露呈するだけなので・・・

 

この記事を書いている時点で既に、1回目の施術を終えていますので、

また後日、1回目の体験について書きたいと思います。

 

長々となりましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。